松阪地区薬剤師会では、令和4年7月31日、本居宣長ノ宮・松坂神社にて『第14回松阪子ども薬草観察会』を開催することに伴い、センター薬局職員もスタッフとして参加しました。
今年で14年目となる同イベントは、松阪市教育委員会の後援で、夏休み期間を利用して子どもに薬草が身近にあることを知ってもらい、自然への興味を深めてもらうことを目的として、これまで柚原町うきさとむら、伊勢寺町の市森林公園、山室町の松阪ちとせの森、殿町松坂城跡などで実施してきました。
参加者は、一般参加者8家族19名、講師・スタッフ11名、薬学生5名の計34名でした。
新型コロナウイルス感染防止対策と熱中症予防には細心の注意をはらい、、参加者には自生する草木の薬効や特徴、香り、名前の由来などについて詳しく説明し、植物の不思議さを学んでもらって、楽しんでいただくことができました。
(観察・説明内容)
① 本居宣長ノ宮横階段から上がり、カクレミノ・ジャノヒゲ・オオバコ・フタバアオイ等を観察・説明
➁ 松阪神社境内までの途中にヤツデ・ヤブミョウガ等を観察・説明
③ 松阪神社本殿前でイノコヅチ・アケビ・チャノキ等を観察・説明
④ 本殿左側奥でヨウシュヤマゴボウ、本殿南側でクサギ・トキワツユクサ・クスノキ・センタイ・サクラ等を観察・説明
⑤ 社務所西側でソテツ・ミミズバイ・ツバキ等、社務所前でアジサイ・カタバミ・マメヅタ等を観察・説明
⑥ 松阪神社鳥居から松阪工業高校側へ降り、アカメガシワ・ツユクサ・オシロイバナ等を観察・説明。道路沿いにクズ・カラスビシャク・イヌビワ(実)・ドクダミ・エノキ等を観察・説明
⑦ 松阪神社鳥居でヤマノイモを観察・説明