能登半島地震の被災地支援活動について (Part①)

◆『能登半島地震の被災地支援活動について』

1月1日の能登半島地震の被災地支援で、三重県薬剤師会から医療救護活動支援の要請を受け、1月9日より5日間、センター薬局の薬剤師が「モバイルファーマシー」で輪島市に向かいました。

モバイルファーマシーは、災害時の被災者に医師の処方せんが必要な医薬品を調剤する調剤室の役割を果たし、被災地で簡易的な薬局となります。

モバイルファーマシーは、石川県薬剤師会で必要な医薬品を積み込んで避難所の輪島市役所に入りました。

輪島市役所には、DMAT本部(災害派遣医療チーム)があり、医療支援にあたる医師の処方せんがDMATを通して送られてきて、その処方せんに基づいて調剤や服薬指導など薬剤師の活動を行いました。

被災地においては、高血圧や糖尿病などの慢性疾患のお薬のほか、発熱や感染症など避難場所で発症する疾患も増えるため、必要なお薬をいち早く供給し、被災者に安心感を届けられるよう、使命感をもって活動してまいりました。

やはり災害地では、慢性疾患のお薬を服用されている方におきまして、おくすり手帳の携帯の有無の重要性を身をもって感じました。
石川県内では、順次、他の地域薬剤師会などのチームが継続して活動を続けております。

 

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